【ストーリー】
“血のダイヤ”がもたらすものは戦いか。それとも…?? 社会問題を重厚に描いたドラマ
アフリカ・シエラレオネ共和国。反政府軍組織RUFに捕まり闇ダイヤの採掘場で強制労働を強いられていたソロモンは、作業中に大粒のピンクダイヤを発見。再び家族と暮らすために危険を承知でそれを隠すが、直後に政府軍によって捕らえられてしまう。一方、刑務所で巨大なピンクダイヤの話を耳にしたダイヤ密売人のアーチャーは、その在り処を聞き出すために、同じ刑務所に収監されていたソロモンを釈放させよう画策し…。
アフリカの地域紛争で武器等の資金源となっていると言われる、不法取引されたダイヤモンド。この“ブラッド・ダイヤモンド”の問題を中心に据え、ダイヤで結びついた3人の男女の姿を力強く描いた社会派ドラマ。骨太なメッセージを発しつつも物語はヒューマンドラマとして展開し、感動的なラストへと向かっていく。この作品でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたレオナルド・ディカプリオが演じたのは、元兵士のダイヤ密売人。現地独特の英語アクセントを身につけた上で、裏の世界に生きる男をメリハリのある演技で表現した。監督は『ラスト サムライ』のエドワード・ズウィック。
・映画紹介 「名探偵コナン 紺碧の棺」
【ストーリー】
海賊の遺産に隠された、大いなる謎と神秘。最大の謎、“ジョリー・ロジャー”にまつわる秘密とは一体何か?
太平洋に浮かぶ“神海島(こうみじま)”。古くからそこには、海の底に眠る古代遺跡“海底宮殿”と、300年前に実在した2人の女海賊が遺した財宝の伝説が語り継がれていた。神海島へバカンスに訪れたコナンたち一行は、財宝探しに集まったどこか不審な影のあるトレジャーハンターたちと出会う。そんな中、海底宮殿を探検していたハンターの1人が、鮫の群れに襲われ死亡する。事件のにおいを感じ、コナンは捜査を開始する……。
青山剛昌原作「名探偵コナン」は、週刊少年サンデーで絶賛連載中の大人気スーパーコミック。よみうりテレビ・日本テレビ系列で大人気放送中のアニメシリーズ、そして、GW恒例の劇場版シリーズは、2006年にともに10周年を迎え、高視聴率、大ヒットを記録した。そして2007年。コナンシリーズの新たな歴史がスタートする。最新作「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」は、本格推理はもちろん、歴史ミステリーと冒険アクションが満載の、ゴールデン・ウィーク最高のエンターテインメントだ。スクリーンでしか味わえない迫力のスケール感を、絶対に見逃すな!
【ストーリー】
ボクの大切な人。ボクのために生きてくれた――ボクのオカン。
1960年代。3歳のボクは、遊び人のオトンを捨てたオカンに連れられ、小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってきた。オカンは女手ひとつでボクを育てた。オカンの作る美味しいご飯を食べて、ボクは成長した。15歳になって、ボクはこの町を出て行きたくなった。大分の美術高校に入学し、東京の美大をなんとか卒業するが、仕事もせずに、仕送りしてもらい、更に借金を重ねていた。そんな中、オカンが癌に侵されていることが分かった。
ベストセラー小説でTVドラマにもなった「東京タワー」が映画に。原作は、リリー・フランキーの自叙伝的な作品だが、映画では主人公<ボク>を、リリー・フランキーなんだろうなぁと思わせてはいるが、そうと設定せず、あなたの物語としている。<オカン>に、苦労かけていると分かってはいても、ダメな自分を変えられない<ボク>に<オトン>。それは、誰もが若い頃の自分に思い当たることではないだろうか。ドラマチックなようでありながら、ありふれた物語が詩情あふれるナレーションを挟みながら展開される。オダギリジョーのいい意味で力の抜けた絶妙な存在感がいい。樹木希林演じる、強くて愛情深いオカンは、生涯記憶に残るだろう。
・映画紹介 「ハンニバル・ライジング」
【ストーリー】
その謎を解く鍵は“日本”にある…。
1944年リトアニア。名門貴族であるレクター家も、ドイツ侵略の足音におびえながら暮らしていた。一家は城を捨て、辺境の地へ疎開する。両親に守られ、レクター家の長男ハンニバルと妹ミーシャは生活を送るが、そんなある日容赦ない戦火が彼らを襲う。ナチス・ドイツにより、隠れ家としていた山小屋は包囲されてしまうのだ。一触即発の状況下ドイツ空軍の急降下爆撃機が襲いかかり、銃弾がレクター夫妻の命を奪う。ハンニバルとミーシャの目の前で。両親を失い、悲しみに暮れるハンニバルだったが、妹と生き延びるためには自分が立ち直らなければと妹の面倒を見ながら、山小屋での籠城生活を始める。
全世界待望のハンニバル・レクター“エピソード1”がついに完成した。イギリスの偉大な俳優アンソニー・ホプキンスが演じたことで世界的な知名度を獲得したハンニバル・レクター。その青年時代役を見事獲得したのは、フランスきっての若手注目株であるギャスパー・ウリエル。仏セザール賞新人賞を獲得した経験のある美形俳優だ。満を持して贈る本作で問題となるのは、ハンニバル・レクターの残忍性や殺しの欲求の源。生まれながらに殺しや人喰いの欲求があったのか、それとも後天的なものなのかが、原作でも謎とされてきた。「愛する者を傷つける者には、容赦なく制裁を下す。」レクターが殺しのモットーにしているこのスタイルの起源は、本作を見れば一目瞭然となるであろう。
・映画紹介 「スパイダーマン3」
【ストーリー】
シリーズ待望の『スパイダーマン3』が世界に興奮の網をかける!
ニューヨーク。スパイダーマンとして市民から賛辞を浴びるピーター・パーカーに、ある日突然、謎の黒い液状生命体が取り憑き、その全身を黒く染めていく。黒いスパイダーマンとなったピーターは、そのスーツがもたらす新たなパワーに酔いしれるが、今まで感じることの無かった怒りを制御することができない。彼に何が起こったのか。心まで黒く染まってしまったのか……!?
前作に引き続き、サム・ライミ監督とトビー・マグワイアのコンビでお送りする人気シリーズ第3作!今作では、スパイダーマンが自分の内の暗黒に気づくという物語。慕っていたベン伯父さんを殺した犯人サンドマンへの復讐。スパイダーマンを父の敵と信じ、ニュー・ゴブリンへと姿を変えた親友ハリー・オズボーンとの決闘。未来を誓い合った恋人メリー・ジェーンとの心のすれ違い。悲しき運命の連鎖が、スパイダーマンを究極の闘いへと導く! サンドマンや、ニュー・ゴブリンなど、新たな敵キャラの登場も楽しみなところだ。